横浜・上大岡 地域情報サイト かみおおおかe-town
HOMEかみおおおかかみながやこうなんだいかみおおおか
HOME
レポート詳細
レポート
→
「達人と歩く町」第2回目は『横浜の電気の歴史と火力発電所見学』


【わが住む町を愉しむ会】



「達人と歩く町」第2回目講座を6月12日(水) 横浜火力発電所で行いました。

  

   梅雨の晴れ間の6月12日(水)朝、京急 生麦駅近くのバス停より乗車時間7分、徒歩1分の 横浜火力発電所(鶴見区大黒町)に、会員49名(出席率80%)が集まりました。



今回の「達人」は東京電力パワーグリッドの吉村 陽(よしむら あきら)さんです。 関東学院大学と横浜ウォーカーでシリーズ開催されている特別講座『横浜学』で、「横浜と電気」と題して話された内容を更に詳しくお聞きすることとなりました。



明治15年、日本で初めて東京銀座にアーク灯がともり、20年には電気の一般供給が開始されました。明治初期の開港場としての横浜の賑わいを表す吉田橋や外国人居留地、鉄道の絵図は、 折しも県立歴史博物館で開催中の特別展「横浜浮世絵」を思い出した方もあったのでは。



明治23年には横浜公園のそばに横浜共同電燈の常盤町火力発電所が誕生し、更に、平成15年に第2代横浜駅の遺構とともに発見された、裏高島火力

発電所の建設へとつながったというお話は、「これほど身近な所に火力発電所があった」ということに興味がわきました。



やがて日清・日露戦争頃から横浜でも電灯の急激な普及を受け、箱根の塔ノ沢発電所の箱根水力電気と合併して横浜電気となり、大正から昭和へと電力需要の急増を背景に、東京電燈が横浜電気を吸収合併し、関東圏の電力供給体制が確立します。



戦時体制下の電力の国家管理を経て、昭和26年に東京電力が誕生し、昭和37年には今回の会場である横浜火力発電所、45年には南横浜火力発電所(磯子区)が運転を開始し、現在に至っているということでした。



質疑応答に移り、エネルギーの今後のあり方、ヨーロッパと比較しての電気

料金、地熱発電の現状などの質問が出ました。



その後、大きく2班に分かれて発電所の見学になりましたが、まずビデオで各種発電方式、火力発電の種類、クリーンエネルギーなどについて一通りの知識を頭に入れた後、車に分乗して所内の 見学に移りました。タービンプラントモデル、ガスタービンの外観(一部定期点検中の部品)、中央操作室(2交替での24時間監視)を見た後、いよいよ本日のハイライト高さ200mのツインタワー(2本の煙突)の見学に向かいました。



エレベーターの押しボタンで次の2階180mに着くと四方が展望室になっており、眼下に広がる景色に歓声が上がりました。また、慌ただしい時間配分の

ため、「もっと長く見ていたかった」という声も聞かれました。



横浜の電気を作るという大変なご苦労の歴史を知ってエネルギーの大切さを学び、個人では入れない火力発電所を、職員の皆さんの丁寧なご案内で実際に見るという貴重な体験が出来た半日でした。



次回、第3回目は、7月10日(水)日野南地域ケアプラザにおいて、港南歴史協議会の遠藤吉隆さんによる、改元の年にふさわしい「歴史の見方 −神社から見える歴史と皇室儀礼(新嘗祭)−」 を予定しています。




画像
高さ200mのツインタワー(煙突)

画像
会場の横浜火力発電所会議室

画像
講師の吉村 陽さん

画像
横浜火力発電所の説明

画像
展望室から四方を眺める

画像
見下ろしたベイブリッジ


Copyright (C) e-town. All Reserved.